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「Pokemon GO Plus」のBLEソリューション、採用の決め手はダイアログ・セミコンダクター DA14580

ウェアラブルデバイス「Pokemon GO Plus」にダイアログ・セミコンダクターの「DA14580」が採用された。同社CEOが語る採用の決め手とは。

» 2016年10月07日 07時00分 公開
[渡邊宏TechFactory]

 ダイアログ・セミコンダクターは2016年10月3日、スマートフォンゲーム「Pokemon GO」と組み合わせて遊ぶウェアラブルデバイス「Pokemon GO Plus」に、同社のBluetooth Low Energyソリューションである「SmartBond DA14580 Bluetooth low energy」(以下、「DA14580」)が採用されたと発表した。

「Pokemon GO Plus」 BLEチップとしてDA14580を採用した「Pokemon GO Plus」

 DA14580はBluetooth Low Energy機能を提供するSoCで、2.5×2.5ミリというスモールサイズながらCortex-M0を内蔵しておりわずかな部品を用意するだけで、デバイスにBLE機能を付加することが可能となる。Pokemon GO Plusには中核的な部品として採用されており、水晶、受動部品、振動モーター、LED、ボタンを組み合わせることで、小型のBLEデバイスとして完成させている。

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SmartBond DA14580

 Pokemon GO Plusは、ゲームをしているユーザーがスマートフォンを見ることなくPokemon GOを楽しめる小型デバイス。搭載されているDA14580を通じてスマートフォンにBLEにて接続され、「周囲にポケモンが現れた」「ポケストップがある」といったゲーム内の情報をLEDと振動でユーザーに伝達する。


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