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» 2016年10月03日 10時00分 UPDATE

Telit Wireless Solutions LE920A4:「LTE Cat 4」準拠の車載モジュール、2016年後半に量産出荷開始予定

Telit Wireless Solutionsは、高速モバイル通信データ「LTE Cat 4」に準拠した車載モジュール「LE920A4」を発売した。

[提供:EDN Japan編集部,TechFactory]

eCall、ERA GLONASSに準拠

 Telit Wireless Solutionsは2016年9月、高速モバイル通信データ「LTE Cat 4」に準拠した車載モジュール「LE920A4」を発売した。LE920A4は、34×40mmのLGAフォームファクタを備えたパッケージで提供され、動作温度範囲は−40〜+85℃。現在サンプルを出荷中で、2016年後半に量産出荷を開始する予定である。

 LE920A4は、アプリケーションプロセッサ、ストレージ、メモリを内蔵し、ユーザーのアプリケーションプログラムをモジュール内部で実行できる。内蔵のアプリケーションプロセッサは、2300DMIPS(Dhrystone MIPS)の処理性能を備えた1.2GHzのCortex A7 CPUで、組み込みLinuxオペレーティングシステムで動作する。

 LTEデータレートは、ダウンリンク150Mビット/秒、アップリンク50Mビット/秒を提供。ダウンリンク2Mビット/秒、アップリンク5.76Mビット/秒のHSPA+へのフォールバックもサポートするほか、UMTS/EDGE/GPRSへのフォールバックも備えた。欧州などで導入が進む車両緊急通報システム「eCall」「ERA GLONASS」にも準拠し、地域の要件に応じて、2G/3Gへのサーキットスイッチフォールバック(CSFB)を備えたボイスオーバーLTE(VoLTE)もサポートしている。

車載モジュール「LE920A4」 車載モジュール「LE920A4」

 また、同社の「deviceWISEエージェント」を内蔵し、「Telit IoT Portal」へ即時にアクセスできる。オーディオインタフェースは、直接アナログ接続用コーデックの内蔵およびeSIMサポートが利用可能で、個々のOEMとTier1インテグレーターの要件に合わせて調整できる。オプションで、推測航法の位置サポート、他の車載データ機器とのイーサネット接続のためのインタフェース、モジュールを外部のWi-Fi集積回路に直接接続するインタフェースなどのハードウェア機能も用意している。


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