メディア

屋内照明でも動作するソーラー電池式BLEビーコン大日本印刷

大日本印刷は、照度の低い人工照明でも動作するビーコン「DNPソーラー電池式Bluetoothビーコン」の販売開始を発表した。

» 2016年07月08日 15時00分 公開
「DNPソーラー電池式Bluetoothビーコン」 「DNPソーラー電池式Bluetoothビーコン」

 大日本印刷(DNP)は2016年6月、照度の低い人工照明でも動作するビーコン「DNPソーラー電池式Bluetoothビーコン」を発表、同日より販売開始した。流通や小売り、交通など屋内施設を持つ企業に向けて訴求する。


 店舗内や空港、駅などでスマートフォンに向けて情報を発信するBLEビーコンは今後利用の拡大が見込まれるが、その多くが動作に電池やAC電源を必要としており、設置後の作業負荷が望まれていた。大日本印刷が開発したビーコンは室内用太陽電池を搭載しており、200〜1000ルクスの照度で1秒間に10回の発信が可能だ。「低照度下での安定性は、同タイプのビーコンと比較してトップクラス」(同社)であるという。

「DNPソーラー電池式Bluetoothビーコン」の利用イメージ 「DNPソーラー電池式Bluetoothビーコン」の利用イメージ

 iOS端末を対象としたiBeacon、アンドロイド端末を対象としたEddystone-UIDならびEddystone-URLに対応しており、送信出力レベルの切り替えも−16から+4dBmまでの範囲で調整できる。設定についてはスマートフォンアプリからの無線での変更機能を備えており、本体設置後の設定変更にも対応する。本体サイズは63×115×12(縦×横×高さ)mm、約65グラム。

併せて読みたいお薦めホワイトペーパー:

併せて読みたいお薦めホワイトペーパー

IoT関連情報をまとめてチェック:

IoT Watch

IoT(Internet of Things:モノのインターネット)にまつわる業界・企業動向、技術トレンド、IoT活用ソリューション、IoT構築支援サービスなどの情報をまとめてお届けします(特集ページはこちら)。



Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.