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解析業務に集中できるユーザー視点のCAEクラウドの価値ジョブ投入から即解析が可能に

「より大規模で精緻なモデルで解析精度を高めたい」もしくは「解析スピードを上げて新製品の市場投入を早くしたい」と考えながら、コスト面や解析環境の構築・運用の負担などから導入に二の足を踏んでいた解析ユーザーは多いだろう。しかし製造系システム・インテグレーターであるクレディストは「既にそのハードルは下がりつつある。ポイントはユーザー視点のクラウドでCAEを活用することだ」と語る。従来の現場負担があまり変わらないクラウド環境とは異なり、ユーザー視点の“すぐに使える”CAEクラウドを活用することで得られる利点とは何か。同社に聞いた。

» 2014年12月22日 10時00分 公開
[PR/TechFactory]
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 製造業の設計開発の効率化において、CAE(Computer Aided Engineering)の利用は有効な手段だ。フロントローディングを推奨する動きも高まり、構想設計など従来以上に前段階でのCAE使用が広がる中、その活躍の場は広がり、さらに重要性は高まるばかりだといえるだろう。スーパーコンピュータなどが必要だった時代と比べれば、現在は高スペックなPCサーバやメモリの価格が大きく低下し、PCクラスタを組むことによって複雑な現象もリーズナブルな価格で解析可能になった。しかし、それでもCAE環境を構築するのは現場の解析ユーザーにとって容易なことではない。

 CAEシステムは大きな投資を伴うものであることは変わらない。さらに、PCサーバの調達、ネットワークや電源などのインフラ準備、クラスタの構築、OSやソフトウェアのインストール、作業環境の構築など、負担の大きな作業は多い。「解析環境を導入・拡張したい」と思っても導入決定から実際に設計開発にCAEが利用できるまでに数カ月を要することも多い。また、こうした設計開発のためのCAEシステム構築は、情報システム部門ではなく設計・開発の解析ユーザーが自ら行う場合も多く、解析ユーザーは本来の業務とは異なる不要な負担を強いられているという。

 しかし、これらの課題を解決する方法として注目を集めているのが、ジョブ投入から使えるCAEクラウドの活用だ。

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アイティメディア営業企画/制作:TechFactory 編集部/掲載内容有効期限:2015年2月21日