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Hondaの法規文書検索システム「Senri」を支える「SMART/InSight G2」の実力社内文書検索ツール

本田技研工業(Honda)は、「SMART/InSight G2」をベースに法規文書検索システムを刷新しました。検索結果の視認性向上やドリルダウンによる絞り込み、法制度改正のアラート機能など、使い勝手を飛躍的に高める機能を提供するとともに、情報検索の所要時間を半減して業務の効率化を実現しています。

» 2014年06月06日 10時00分 公開
[PR/TechFactory]
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 現在、本田技研工業株式会社(以下、Honda)は約150の国々において、自動車やオートバイなどの製品を販売しています。そこでは、各国が定めた環境保全や安全確保などの法規に合格し、行政当局から販売許可(認可)を取得することが必須となります。したがって、これらの法制度が制定・改正された場合には、その内容を迅速に把握し、精査するとともに、社内の関連部門に周知しなければなりません。

 これまでHondaは、国ごとの法規情報を「連絡書」と呼ぶ標準フォーマットにまとめてデータベースに蓄積し、全社に向けて公開してきました。ただ、このシステムはデータベースの標準機能による単純なキーワード検索にしか対応できておらず、検索結果も表形式のリストが返されるだけで、操作性はエンドユーザーの満足を得られるレベルに達していませんでした。

 そこにアドオンする形で導入したサーチアプリケーションが、「SMART/InSight G2」です。法規部門はもとより、関連部門のエンドユーザー自身による情報検索の容易性、スピード、精度を飛躍的に高め、業務の効率化とコスト削減に貢献。さらに、この新システムはHondaのグローバルビジネスに新たな“気付き”をもたらす、発見型ナレッジマネジメントの基盤としても進化を遂げようとしています。

 新システムの構築を担当した同社 認証法規部 法規企画室 四輪法規企画ブロックの技術主任である山口真樹氏によれば、「SMART/InSight G2を基盤とする新たな法規文書検索システム『Senri』の導入により、当社の一般的な技術者が法規に関する検索を行う時間をほぼ半減できる見込みです」と述べています。

 それでは、HondaはなぜSenriを構築する必要があったのか、なぜSMART/InSight G2を採用したのかについて、以下に紹介して行きましょう。

本田技研工業株式会社 認証法規部 法規企画室 四輪法規企画ブロック 技術主任 山口真樹氏(左)と各国の法規に基づき同社がグローバルで展開する製品(右上:コンパクトカー「フィットハイブリッド」、右下:大型二輪車「CBR1000RR」)

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提供:スマートインサイト株式会社
アイティメディア営業企画/制作:TechFactory 編集部/掲載内容有効期限:2014年8月5日